救わなければならない命がここにはある

いつでも質の高い救急医療を

救急科後期臨床研修プログラム


  当センターは集中治療室(ICU)8床、救急病棟(一般病棟)20床のベッド数を保有しており、日本救急医学会専門医指定施設・指導医指定施設、日本集中治療学会集中治療専門医認定施設です。救急医学の素養は救急医のみに必要なものではありません。「緊急事態」はあらゆる診療科の、あらゆる患者さんに起こり得ます。救急医学や集中治療医学を中心にした「全身管理能力」を習得することで、実力に裏付けられた自信を持って患者さんに対応できるようになります。

救急医学、集中治療医学の真髄を学ぶ

 豊富な症例で救急科専門医取得に必要な臨床実績を確実に積むことができます。指導医のもとで学会発表や論文作成などを行い、学術実績も併せて積み重ねていきます。
 サブスペシャリティの研修(脳神経外科、外科、整形外科、麻酔科など)も全面的にサポートします。また、将来すすみたい分野への本格研修前に総合臨床力を磨くための、半年間~2年間の短期研修も可能です。順天堂大学練馬病院救急・集中治療科、防衛医科大学校や横浜市立大学麻酔科などから後期臨床研修医を3ヶ月~2年間にわたり受け入れた経験があります。順天堂大学練馬病院の短期救急研修(初期臨床研修医)も定期的に受け入れています。

豊富な症例で学ぶ

 数多くの患者さんを診療することは優れた臨床医の必要条件です。年間20000人近くの救急患者が当センターに来院し、年間1100件を上回る三次救急患者を受け入れています。症例は疾病・外傷と多岐にわたります。救急科専門医や集中治療専門医の取得に必要な実績を3年間で十分に積むことができます。
 「救急科医師全員が全ての患者さんの主治医」が合言葉です。密度の高いカンファレンスで全ての入院患者の情報や問題点を指導医・研修医の間で共有し、きめ細かな患者診療を実現しています。
 当院は人口密度の高い東京都内の地域中核病院です。濃厚な臨床研修には、地理的にも病院規模的にも極めて有利です。

救急医療と社会の繋がりを学ぶ

 急性期治療のみが救急医療ではありません。容体安定後の慢性期管理や、近隣のかかりつけ医への診療引き継ぎ、退院・転院後の生活や社会復帰に向けての福祉支援のマネジメントなど、救急医療の時間軸は一般に想像される以上に幅広いものです。
 当センターでは患者さん本人や御家族と密な関係をつくり、入院患者さんの円滑な社会復帰を積極的に支援しています。

公立昭和病院の指導スタイル

 目の前で苦しむ患者さんを緻密かつ丁寧に診療することが何よりも勝る一番の勉強になります。当センターは症例数が多く、臨床研修には忙しい施設です。
 形式だけの「申し送り」ではない、1日2回の上級医との密なカンファレンスを行います。病態を正確に理解して自ら考える習慣を身につけます。そのようにして初めて、当センターでの豊富な経験が臨床医としての実力に昇華すると考えています。昭和病院の指導スタイルは好評を博し、他施設でも当科の指導スタイルを参考にして頂いています。
 当センターは数多くの救急科専門医・指導医を擁しており、24時間365日必ず専門医・指導医の監督下で診療に臨むことができます。安心してじっくりと実力をつけることが可能です。